断捨離、しゃりしゃり、ダンリシャリーン 捨てるべきか捨てざるべきか……

 数年前、「断捨離」という言葉をよく耳にしました。
 有名な言葉なのでご存知の方も多いでしょう。
 「断捨離」を進んで実行する人のことを、
 【ダンシャリアン】とか【ダンシャリーノ】とか【ダンシャリズム】と呼ぶとか呼ばないとか。
 きっと、呼ばないのでしょう。

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かくいう私も、昔から定期的に「掃除、片付け」には気を配って過ごしてきました。

 特に、学生時代の試験前には熱狂的な【ダンシャリ子】として名をはせたものです。
 試験勉強そっちのけで、部屋の掃除片付けを徹底的に行った懐かしき日々。
 大人になっ今でも、重要な会議の前の資料作成時などには【ダンシャリズム】の血が騒ぎます。
もう、仕事そっちのけで「断捨離」ですね。
もはや、仕事そのものを「断捨離」デスネ☆

 身の回りにモノがありすぎると、思考力が「物」に吸い取られてしまい、注意力散漫になります。
 
 ところで今、ふとパソコンを置いている机に備え付けの引き出しを開けてみたら、わたくしの苗字が彫られた印鑑が8本出土しました。

 「8本あれば、8枚の書類に同時に印鑑が押せるよ! わあ、ステキ☆」
 ……と思いきや、残念ながら、わたくしには8本の手が無いのです。

 ダンシャリ子としては、この印鑑を捨てるべきか捨てざるべきか、それが問題。

 心の声① 
「自分の苗字の印鑑を捨てるってことは、自分を卑下しているのと同じことですよ。断捨離がなんぼのものですか。あなたはもっと、自分を大切にすべきです。ですので、印鑑は捨てずに後生大事にお持ちなさい」

 心の声②
「バカか! ゾロゾロと8本も同じモノを買いやがって、この腐れトンチキが! いいか! 自分の名前の印鑑が8個もあるってことは、自分の核を8分割しているようなもんだぞ! すぐに捨てろ! 印鑑なんて、1本あればじゅうぶんだ!」
 うーん、悩ましい。
 捨てても捨てなくても後悔しそうです。

 3分ほど悩みましたが、決意がつかないのでとりあえず「必殺 ☆ 問題の先送り」
 
 ――そしてわたくしは何事もなかったかのように、8本の印鑑を無造作に引き出しに戻しました。

……さあ。サラダせんべい食べながらマンガでも読もうっと(現実逃避)

 

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