近頃は、庭の草むしりばかりしています。
暇さえあれば、むしってます。
草をむしるためだけに生まれてきたかのごとく、
草むしりだけがアイデンティティといわんばかりに、ひたすら雑草たちと向き合っています。
スケールのビッグな雑草が、根元からごっそりと抜けた瞬間が快感です。
ひとくくりに「草」といっても、その種類は千差万別。
むしりやすい雑草とむしりにくい雑草があることにも気づいてきました。
毎日コツコツと雑草たちと向き合っていると、必死に生えている雑草ちゃんたちを「雑草」などと呼び捨てで呼ぶのがためらわれてきます。
雑草ちゃんたちが、なんだか可愛く思えてきて仕方ないのです。
聞くところによると「雑草という名の草はない」らしいので、
夜は「草図鑑」のホームページをニヤニヤと眺めて過ごしています。
少しずつでも、個々の雑草ちゃんの名前を覚えていけたらいいなと思います。
当初の目的は、荒れ果てた庭をお洒落なガーデンにすることでしたが、
最近は草むしりそのものが楽しくなってきたので、なんかもう、花とかどうでもよくなってきました。
草をむしる快感を味わうためには、庭に草を生やさなくてはならないので、
花を植えてしまったら、草が抜けなくなってしまうのです。
草の王国に住みたいと思った今日この頃でした。