成功者だとか偉人だとか、何かしらの「事を成した人」たちは朝型のライフスタイルを送っている。
だから、成功したいのであれば、頭がスッキリ冴えわたる早朝に活動をするのが良い――
――という正論じみたお話を1年のうちに400回は耳にするのですが、
果たしてこの「朝型=大成功」の法則は万人に馴染むのでしょうか?
わたくし自身の場合は、どちらかというと夜型人間であり、太陽の光は眩しくて苦手、
暗いほうが落ち着くし夜中のほうが集中力もテンションも上がる傾向にあります。
反して、朝になるとからっきしダメダメで、さながら吸血鬼が棺おけに帰還するがごとく、いそいそとオフトゥンにINしてしまいたい衝動に駆られます。
それなのに、世間は「朝型ばんざい!」「朝に活動しない輩は敗北者」「モーニング イズ ビューティホー!」的な思考で、お寝坊さんをたきつけます。
今でこそ「我は夜型人間である」という自覚があるのですが、若かりしころは自分の体質に気を配ったことなどありませんでした。
結果、「朝型・最強説」をそのまま信じて、早起きをし、ウォーキングをし、勉強などに取り組んだ日もありましたが、こうかは いまひとつだった記憶があります。
むしろ、早く起きて活動した日は、既に午前中に体力が尽き、眠くて眠くて膝からくずれおちそうになっていた覚えが……。
早朝にコトを成せるかたは凄いなあと思い尊敬します。
自分に出来ないことを出来る人ってスゴイ。
とはいえ、朝型の人に「夜はしーんとしてて静かで、仕事が捗るよNE!」と教えてあげても、
「阿呆、そこに座れ。朝の素晴らしさをコ一時間伝授してやろう」といわれるのがオチ。
あれです。
きっとコレって、
体質が、朝属性か、夜属性かの違いなんですよね。
持って生まれた資質が「夜属性」だったのならば、ムリに朝に攻撃を仕掛けても反特攻で返り討ちにあうのは自明の理。
物事は、自分にできる方法でやればよいのです!
ミジンコが砂漠のド真ん中で生息できなくても、誰がミジンコを責めますか!
夜型の人は、夜に活動すればいいのです!
人は人! 自分は自分!
よそはよそ! ウチはウチ!
【結論】
⇒ 朝はねむたい